みなさま、こんにちは。
相模原市・橋本 お顔剃りエステ専門店
シェービングサロン『イエシム』です。

 

いつまでも若々しく美しい肌でありたい…
それは全ての女性の願いです。

 

しかし、加齢による老化現象は止めることができません。

 

でも…
肌の老化は本当に加齢によるものなのでしょうか?
同じ年齢なのに、肌のハリやツヤが異なるのはなぜなのでしょうか。

 

肌老化のスピードには個人差はありますが、エイジングケアをきちんと行っている人と、そうでない人との差は歴然です。

 

近年、肌老化の重要な要因に『紫外線』が挙げられます。
紫外線が肌の老化に占める割合は6~8割とも言われています。
つまり、紫外線対策こそが肌の老化を食い止める最も重要な要素とも言えるのです。

 

■紫外線は3種類

 

紫外線…と一言で言っても、実は3種類あります。
・UV-A … 波長:320~400ナノメートル
・UV-B … 波長:290~320ナノメートル
・UV-C … 波長:200~290ナノメートル

 

紫外線は波長が短いものほど人間の皮膚に与える影響が強いと言われています。
よって、最も危険なのはUV-Cということになりますが、UV-Cは人間が日常生活する地上には届いていないそうです。
(ただし、近年のオゾン層の破壊などで、一部高山地域などではUV-Cが届いていることが確認されています)

 

ですから、私たちが日常気をつけなければならないのは「UV-B」ということになります。

 

■常に浴び続けているUV-A

 

私たちが普段浴びている紫外線のほとんど(約90%)がUV-Aです。
UV-Aは波長が長いため、天候に関係なく地上に降り注いでいます。

 

肌への有害性は比較的低いのですが、浴びた時に「活性酸素」を発生させる力が強く、さらに波長が長いため肌の奥(真皮)まで届いてしまうため、真皮内のコラーゲンやエラスチン繊維にまで影響を与えます。
よって、浴びる量が増えるとシワやたるみの原因になってしまいます。

 

また、肌が褐色に日焼けするのはUV-Aがメラニンを作るためで、メラニンが紫外線から肌の細胞を守る役割を果たします。

 

■要注意なのはUV-B

 

UV-Bは波長が短いため、地上に届く量はUV-Aに比べわずかとなりますが、肌への有害性はUV-Aの100~1000倍とも言われています。

 

UV-Bは皮膚の表面(表皮)までしか届きませんが、シミ、シワ、肌の乾燥をはじめ、免疫力の低下や皮膚ガンなどにも深く関わっていることもわかっています。

 

日焼け時に赤くなったり、水ぶくれができたりするのは、UV-Bの影響です。

 

■最も脅威なのはUV-C

 

UV-Cは先に挙げた通り、日常生活では受けることはありません。
ただ、有害性が最も強いのがこのUV-Cで、医療現場などの殺菌灯に使用されています。
それだけUV-Cは強力であると言えます。

 

■日焼け止めの基礎知識

 

日焼け止めの成分は大きく分けて2つ。
[紫外線吸収剤]
[紫外線散乱剤]

 

紫外線吸収剤は紫外線を一旦吸収し、熱エネルギーに変換して放出させるというもの。
「SPF値」の高い日焼け止め商品に使用されることが多いようです。
ただ、SPF値が高いと、それだけ肌への負担も大きいため、肌が弱い方やお子様などに使用すると肌荒れを起こしてしまう場合があります。

 

・ケイ皮酸誘導体(メトキシケイ皮酸オクチル)
・パラアミノ安息香酸誘導体(ジメチルPABAオクチル)
・ジベンゾイルメタン誘導体(t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン)
・ベンゾフェノン-9

これらの成分が紫外線吸収剤の代表的な成分です。

 

紫外線散乱剤は紫外線を反射させて肌を守る役割をします。
紫外線吸収剤よりも肌への負担が少なくなります。

 

どちらの日焼け止め商品も多少なりとも肌への負担があるので、帰宅後はキレイに洗い流すことが必要です。

 

■日焼け止め商品によく聞く「SPF」「PA」とは?

 

簡単に言うと…
・SPF … UV-Bから肌を守る能力値
・PA … UV-Aから肌を守る能力値
ということです。

 

SPFは「どのくらいの時間、UV-Bから肌を守るか」を数値化したもので、最大値は50。
数値が大きいほど長い時間、効果が持続するということになります。
ただ、実際問題としてSPF30以上であれば、それ以上でも効果的にはさほど違いはないようです。

 

PAは「UV-Aをどれだけ防御できるか」を段階的に表したもの。
「+」の数で表記され、「+」「++」「+++」「++++」の4段階。
数が多いほど防御力が高いということになります。

 

■日焼け止めの使用方

 

上記の内容を踏まえると、目的に応じて日焼け止めを使い分けた方が良いようです。
・短時間の外出時はSPF、PAともに数値が低いもの
・長時間の屋外でのスポーツなどはSPF、PAともに数値が高いもの
などといった使用法が良いでしょう。

 

ただし、日焼け止めは汗などで流れ落ちてしまうので、長時間の場合はこまめに塗りなおした方が良いでしょう。