みなさま、こんにちは。
相模原市・橋本 お顔剃りエステ専門店
シェービングサロン『イエシム』です。
夏の強い日差しで肌は非常に強いダメージを受けています。
日焼け対策はもちろん重要ですが、それと同様に大切なのはダメージケア。
化粧品などによる外側からのケアはもちろん、食物の栄養素などからの内側からのケアも合わせることも肌の回復にはとても有効です。
この季節、肌ケアにオススメな食材が…トマト。
今が旬のトマトには、どんな美肌効果があるのでしょうか。
■トマトの有効成分「リコピン」
トマトに含まれる成分で有名なのがこの「リコピン」。
リコピンとはカロテノイドと呼ばれる天然色素の一種です。
トマトの赤い色がそれで、他にもスイカ、パプリカ、グレープフルーツ、柿などにも含まれます。
このリコピンは、とても強い抗酸化力があります。
体内の活性酸素に作用し、カラダの酸化を防ぐ働きがります。
その作用はもちろん肌にも有効で、肌の老化を防ぐことにつながります。
■リコピンと美肌の関係
日焼けやシミの原因は肌の奥で生成されるメラニン色素によるものです。
リコピンはメラニンの生成を抑える作用があります。
ある実験では、アルブチン(美白に有効な成分)よりも効果が高いと言われています。
また、肌が紫外線を浴びると肌の内部では活性酸素が発生し、コラーゲンが減少してしまいます。
コラーゲンが減少すると、肌の保湿が不安定になるためシミ、シワの原因となります。
リコピンはコラーゲンの減少を抑える効果もありますので、体内のリコピン濃度が高いほどシワやシミができにくくなるということになります。
■どのくらい食べれば効果があるのか
リコピンは体内で作り出すことができない成分なので、摂り続けなければどんどん減ってしまいます。
また、体内に蓄積できるリコピンの量は人それぞれ最大量が決まっているため、たくさん食べたからといって大量に貯めておくこともできません。
そのためリコピンは少しずつ毎日継続して摂取することが必要です。
研究によると、美肌効果を得るためのリコピン必要摂取量は「1日に16mg」だそうです。
この量は一般のトマトだと2〜3個、ミニトマトだと約10個に相当します。
毎日これだけの量を食べるとなると、なかなか大変なことだと思いますが、これをトマトジュースに換算すると約200gとなります。
また、リコピンは口から体内に取り入れられると、小腸に達して体内に吸収され全身を循環し、約6〜8時間後に肌の細胞に到達するそうです。
ですから例えば夜、お風呂上りにトマトジュースを飲んでおけば、翌朝にはリコピンが肌に届いているので昼間の紫外線対策に有効…となりそうです。
■リコピンは油と相性が良い
リコピンは油溶性の性質であることから、油で調理することにより吸収率がアップします。
例として、トマトをオリーブオイルで調理した場合、生で食べた時の4倍の吸収率になるというデータがあります。
また油を使わなくても、加熱するだけでも吸収率が1.3倍になるという実験結果もあるそうです。