みなさま、こんにちは。
相模原市・橋本 お顔剃りエステ専門店
シェービングサロン『イエシム』です。

 

肌の保湿効果が高い成分としてセラミドが挙げられます。

化粧品やサプリメントなどにも含まれているこの成分、実はこんにゃくにも含まれています。

 
■水分、油分をしっかりキープ

 

セラミドは肌の角質層(もっとも表面に近い部分)に多く含まれ、細胞と細胞の間で水分や油分を含んだ状態で存在します。
細胞同士をつなぐ、いわゆる接着剤のような役割で、このような成分はセラミドの他にも多数存在し、これらを「細胞間脂質」と呼びます。

 

細胞間脂質はセラミドの他に、コレステロール、遊離脂肪酸、硫酸コレステロールなどがありますが、もっとも多く存在するのがセラミドで、細胞間脂質の約50%を占めています。

 

水分や油分を含んだ細胞間脂質が肌の細胞の間を満たすと、異物などの肌内部への侵入を防ぐため、バリア機能も同時に果たしています。

 

ところが加齢や環境、体調などの変化により細胞間脂質の量が減少すると、肌内部の水分や油分の量も減少します。
すると、肌の潤いやバリア機能が低下するため、乾燥や肌荒れが起こります。

 
■セラミドの補給

 

減少してしまったセラミドを補給するには、以下の方法が挙げられます。

 

・化粧品による外側からの補給
・食事やサプリなどによる内側からの補給

 

 

[化粧品による補給]
ここできちんと認識しておかなければならないのは、
「セラミド配合の化粧品を使用しても、セラミド自体は体内まで浸透しない」
ということ。

 

つまり化粧品に含まれるセラミドは、肌の表面で活躍する事になります。
肌表面に水分を含んだセラミドの膜を張ることで、乾燥から肌を守ります。
ただし、セラミド配合の化粧品を塗布しただけでは、その水分はすぐに蒸発してしまいます。
さらにその上から、乳液やクリームなどの油分でカバーしなければなりません。

 

また、セラミド自体は特に保湿に優れているわけではなく、保湿効果という点だけを考慮すれば他にも効果が高い成分(例えばヒアルロン酸など)があります。

 

元々セラミドは角質層(肌の一番表面の部分)に多く含まれる成分ですから、このような使用法でも充分に効果は期待できると思われます。
ただ、あくまで「肌の保湿」という目的で使用した方が良さそうです。

 
[食事やサプリによる補給]
セラミドを含む食品やサプリを摂取することで、肌のセラミド量を増やすことができます。
摂取されたセラミドは腸で吸収された後、スフィンゴシン、糖、脂肪酸に分解されます。
このスフィンゴシンが肌の角質層に作用し、再びセラミドと生まれ変わります。

セラミドを多く含む食品の代表が「こんにゃく」です。
他にも様々な食材にセラミドは含まれており、具体的には色素成分を含有する食材に多く含まれます。
その中でも、こんにゃくのセラミド含有量は圧倒的です。

 

《セラミドを含む食品の例》
バナナ・レモン・アボカド・グレープフルーツ
ほうれん草・緑茶・小松菜・チンゲンサイ・ブロッコリー・きゅうり・レ タス・枝豆・ニラ・アスパラガス
トマト・赤ピーマン・イチゴ
なす・さつまいも・レッドキャベツ
米、大豆、わかめ、ひじき、ソバ

 

これらの食材を毎日の食事に上手に取り入れ、積極的にセラミドを摂取することにより肌の保湿力がアップします!