たまには玉子かけご飯も美味いな。
たまに…なら。

 

こんにちは。
シェービングサロン -Yesim- イエシム 事業主です。

 

ワタクシ、実は祖父のことを全く知りません。
祖父は父方も母方も、どちらも父母が幼い頃に他界しております。
ですからワタクシの両親も父親のことはあまり記憶にないようで。

 

で…今回は母方の祖父の話。

母から聞いた話では…
祖父は職業軍人で、海軍の将校だったそうで、戦時中に船上で爆撃に会い沈められ戦死した…
ということです。

と言っても、母が幼い頃に亡くなっているので、母の記憶も曖昧。
確かなことはほとんど分かりません。
自分の父がいつ、どこで戦死したのか。
どんな仕事をしていたのか。
母自身も知らないそうで。

 

でね…

この度、あるきっかけ(書くと長くなるので今回は割愛)で、戦没者資料の開示請求をしてみました。

旧日本軍で保管されていた戦没者の資料、現在は厚生労働省が管理しているそうで。
親族であれば開示請求すればコピーして郵送してくれるんだとか。

 

その資料が届きまして…。

 

母でさえ曖昧な父の記憶…。
それらがこの数枚の紙に詰まっている。

 

戦死した日付、場所、入隊からそれまでの軍歴、その他諸々…。
今明かされる、真実。

 

読んでいくうちに…

 

泣き崩れる母。

 

……切ない。

 

幼くして父を亡くした母。
女手一つで5人の子供を育てた祖母。

戦争の傷跡というのは、こうして今も残っているんだな。

 

改めて『戦争』というものを考えさせられました。

ここでアレやコレやと語るつもりはありません。
いや、書き始めたらキリがないので。

 

ただ一言、これだけは言いたい。

 

あの悲劇を二度と繰り返してはならない。