サツマイモをアルミホイルで包み、炭火で焼く。
最高…。
こんにちは。
シェービングサロン -Yesim- イエシム 事業主です。
皆さんはふぐって食べたことありますか?
実はワタクシ、2回ほど食べたことがあります。
今までの人生で、たったの2回。
今回は、初めてふぐを食べた時の思い出を書きたいと思います。
それは、ワタクシがまだ小学生の頃。
我が家の夕食の食卓に、大きな皿に盛られた白身魚の刺身が並べられました。
とても薄く切られたその白身魚…
お袋曰く、
「今夜はふぐ刺しよ」と。
ふぐ…
名前は聞いたことがあったけど、実際に見るのは初めてでして…。
ふぐは高級な料理だと思っていたワタクシは、
「これが、ふぐかぁ…」
と、子供ながらに感動したものでした。
「これをつけて食べるのよ」
と、出されたのが…酢味噌。
刺身は醤油をつけるものだとばかり思っていたワタクシには衝撃でした。
早速、その切り身を一切れ、口に運ぶ。
今までに味わったことのない独特な食感。
正直、酢味噌の味に押され、ふぐそのものの味はほとんど分かりませんでした。
でも…
それでも…
ふぐを食べたという現実に、何か誇らしさのようなものを感じながら、その日の夕食を終えたのでした。
翌日…
何かの拍子に、たまたま台所のゴミバケツの蓋を開けると…
そこに捨てられていたゴミの中に、
『さしみコンニャク』
と書かれた袋が捨てられていました。
いや、これだけならば、おそらく気づかなかったと思います。
しかし、そのパッケージにはもう一言、
『酢味噌付き』
と書かれていたのです。
……!?
ひょっとして、昨夜『ふぐ』と言われて喜んで食べていたのは、コレか?
早速お袋を問い詰めると、あっさり白状。
「でも、美味しかったでしょ?」
だとさ。
俺様には酢味噌の味しか、しなかったぜ!
と、これがワタクシの、ふぐを初めて食べた時の思い出です。
あ、いや、実際にはふぐではなくてコンニャクだったっけ。
大人になってから考えてみると、お袋がふぐなんてさばけるわけないもんな。
そもそも、ふぐの調理って免許が要るんでしょ?
というわけで、冒頭に書いた、
『人生でふぐを食べたのは2回』
というのは誤りで、実際にはたった1回だけなのであります
…と言うお話でした。