みなさま、こんにちは。
相模原市・橋本 お顔剃りエステ専門店
シェービングサロン『イエシム』です。
ムダ毛処理の方法として”カミソリで剃る”というのが最もポピュラーでお手軽ではないでしょうか。
女性用のムダ毛処理専用の道具もドラッグストアなどで簡単に購入できる上、方法なども数多く紹介せれているのを目にします。
私も職業柄、そのような記事には必ず目を通すようにしているのですが…
それらの内容には、カミソリで処理する際の注意点がいくつか挙げられています。
例えば…
■毛の向きに逆らって剃ってはいけない
■必ずシェービング剤を使用しましょう
■同じところを何度も剃るのはやめましょう
■切れなくなったカミソリを使うのはやめましょう
など。
これらの注意点はすべて正解です。
ご自身でケアする場合には必ず守ってください。
ところで…
このような内容の記事を読んでいて、あることに気がつきました。
それは…
“添え手”に関する記述が一切ない
ということ。
添え手…とは、カミソリを肌に当てる際、施術部位に左手を添えて肌を引っ張ること。
そうすることにより、肌の凹凸をなるべくなくし、適度な張りと弾力にするためカミソリの運行をスムーズにして、肌への負担を極力少なくするためのものです。
我々理容師はシェービングを行う際、この”添え手”に細心の注意を払います。
カミソリの運行以上に添え手の役割は重要で、この添え手の良し悪しが仕上がりを左右すると言っても過言ではありません。
ところが、これだけ重要な要素である”添え手”について、美容系の記事で紹介されているシェービングマニュアルにはまるでそのことに触れられていないのです。
中にはきちんと添え手についても書かれているものがありますが、それらの記事はほぼ、現役理容師のブログです。
理容師はそのあたりをきちんと理解していますからね。
ご自身でシェービングを行う際、必ず添え手をして肌をピンと張らせた状態でカミソリをあてるようにしてください。
それは顔に限った場合ではなく、足などを剃る場合も同様です。
ただ、残念ながら手や脇を剃る場合には、添え手ができません。
その場合は腕を上げたり肘を曲げるなどして、なるべく肌が張るような状態にして剃るようにしてください。
添え手を行わずにカミソリをあてると、弾力が足りないため肌に傷をつけてしまう原因になってしまいます。