数年ぶりにファミレスに行きました。
こんにちは。
シェービングサロン -Yesim- イエシム 事業主です。
ビジネスにおいて、市場調査というのはとても重要です。
顧客のニーズを知ることはもちろん、その地域の顧客層の分布や動向など、あらゆる情報を分析することがビジネスそのものを左右すると言っても過言ではありません。
孫子の中にこんな言葉があります。
『彼を知り己を知れば百戦殆ふからず。
彼を知らずして己を知れば一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば戦ふ毎に必ず殆ふし。』
わかりやすく言うと、
敵と味方をよく知るなら、どんな戦いにもほとんど破れる心配はないだろう。
敵の実情を知らなくても勝てることはあるが、負けることもある。
敵のことも味方のことも知らないなら、何度戦っても必ず危険に晒されるだろう。
ということ。
孫子は兵法書ですので、戦についての教えを説いているわけですが、それそのままスポーツやビジネスにも当てはまる部分が多いのです。
ビジネスで言うところの”敵”とは、ライバル企業だったり、あるいはお客様だったり。
つまりビジネスで生き残るためにはそれらの情報や状況を常に把握していなけらばならないということ。
ただ、ね…
孫子の教えは…
読んでわかるように、把握しなければならないのは”敵”のことだけではないんですよ。
“己”のこともわかっていなければならない…と。
確かにその通り。
自分の実力というものがわかっていないと、戦になりませんわ。
ところが、いざ自分のこととなると案外わかっているようで、わかっていないことが多かったりするものです。
自分自身を客観的に見るのって、結構難しいんですよね。
例えば、お客様のニーズがわかったところで、果たしてそのニーズに自分が応えることができるのか。
って事ですよ。
自分の実力では対応できないにもかかわらず、目先の利益にとらわれて
「できます!」
なんて返事をしてしまったら、それはもう最悪。
信用を一気に失いかねません。
できない事はできないと正直に伝え、身を引く事も重要なビジネスの一つだと思います。
さて、以上を踏まえた上でイエシムを見てみると…
■ 開業するにあたり、リサーチなどは全くやらず。
■ 実際に本当にお客様が来店されるのかどうかもわからず。
■ 提供する技術に自信を持っているのは本人だけ。
と、こんなところでしょうか。
これを孫子に当てはめてみると…
イエシムの未来が見えてきましたね!