『温故知新』
故きを温ね、新しきを知る。
良い言葉です。
こんにちは。
シェービングサロン -Yesim- イエシム 事業主です。
シェービングの効果の一つ…『ピーリング効果』。
カミソリで肌の表面をなぞることにより、肌表面に堆積した古い角質を取り去り、肌細胞の活性を促すというもの。
今までこのブログでも何度も紹介した、シェービングにおける究極の美肌効果。
で、このピーリング効果についてですが…
最近、ふとした疑問が湧いてきました。
『シェービングにおけるピーリング効果って、実際どれほどのものなのか?』
我々プロの理容師がシェービングを行う際、できる限り肌への負担が無いように施術します。
つまり、カミソリの刃の肌への圧力を最小限に抑えつつ、毛のみを切除するような技術を要するわけです。
そのために蒸しタオルで毛を柔らかくしたり、事前処理でクリームやオイルを塗ったり、カミソリの滑りを良くするために石鹸やシェービングフォームを塗るわけですから。
と言うことは…
本来、肌の表面を削り取るような”ピーリング効果”など、あってはならないものなのではないか…と。
しかし、カミソリを肌に触れず毛だけを切るなどということは、実際には不可能。
いわばピーリング効果とは、シェービングにおける副産物とでも言いましょうか。
元々肌への負担をかけないように施術しているのですから、そこで除去される古い角質など、実際には極々わずかだと思うんですよ。
これで得られるピーリング効果など、どれだけのものなんだ?
逆に、ピーリング効果がバッチリ得られるほどのシェービングって、肌がヒリヒリして痛いんじゃないか?
今まで自信たっぷりに『シェービングでのピーリング効果』なんて事を声高らかに語ってきましたが、実際にはいかなるものか?
まぁ、本格的にピーリングをやってしまうと、それこそビニール肌などのトラブルに繋がりますので、シェービング程度の極軽めのピーリングをこまめに行う方が、かえって肌への負担が少なくて良いのかもしれません。
うぶ毛も無くなりますし…ね。