そもそも、なぜ「女性専用シェービングサロン」なのか。
男性のシェービングはやらないの?
答えは簡単。
男性は、理容室へ行ってください。
私が女性に向けたシェービングサロンを始めようと思ったきっかけが、とある女性のこの一言。
「顔剃りをやってもらいたいけど、床屋さんって入りづらいのよねぇ。」
男性の私にとって、実にカルチャーショックなお言葉でした。
そうか…
女性にとって、理容室の扉をくぐることは抵抗があるのか…。
考えてみれば、理容師業界は圧倒的に男の世界。
女性理容師は少数派。
当然、理容室の店内は圧倒多数の男性に支配された空間で、利用するお客様もほぼ男性。
そんな中に女性が一人で乗り込んでいくのは、確かに抵抗ありますよね。
まして顔剃りとなると、メイクが全て落とされ素っぴんになるわけだから、なおさらのこと。
先に挙げたような意見が出るのも、仕方のないこと。
だったら、女性専用のサロンを作っちゃえばいいんじゃないの?
シェービングをしたくても、なかなかできずにいる女性がきっと多いはず。
これが、イエシムの原点なのです。
男性は普通に理容室へ行ってください。
ただ…
店自体は女性専用でも、技術者は男性ですからね。
「男性技術者のお店に、本当に女性のお客様は来てくれるのか?」
と言う心配は、常に付きまといます。
初めて来店いただくお客様は、おそらく相当不安な気持ちで来られるはずです。
私としては、
その勇気と度胸に敬意を表します。