理容室と美容室…
この違い、きちんと説明できる人がどれだけいるのでしょうか。
やってる内容はよく似てます。
どちらも髪をカットするし、パーマもカラーもやります。
わかりやすいところで言えば、カミソリを使うか使わないか…くらいなものでしょうか。
法律的にもまったく違うこの2つ、当然ながら資格も違います。
理容師、美容師の人ならば知っていて当然。
説明しようとすると長くなるので、ここでは割愛。
お客様からすれば、そんな違いなどど〜でも良いのです。
そこが理容室であろうが美容室であろうが、自分が気に入ったサロンで気に入ったヘアスタイルになれば関係ないことですから。
たまにお客様からも聞かれることがありますが、その時は
「焼肉屋とホルモン屋の違いみたいなものですよ」
と答えます。
そんな程度の差なんですよ、実際。
男性は理容室、女性は美容室
などと言っていたのは、遥か昔のこと。
最近は男性も美容室に通う方も増えています。
逆に、理容室に通う女性はまだまだ少数派のようですが…。
ただね…
私が思うに…
理容室と美容室は、その目的が違うように思うんです。
美容室のヘアスタイルは、デザイン性、ファッション性に富んでいます。
パーマやカラーをメインとしているため、簡単に言えばオシャレになるために行くところ。
理容室のヘアスタイルはいわば、メンテナンス。
伸びた髪を元どおりに短く切り、さっぱりするために行くところ。
この辺の、お客様側の認識の違いだと思うんですよ。
だから、おしゃれな髪型にしたい男性は美容室に行くし、肌のメンテナンスをしたい女性は理容室で顔を剃る…。
そんな考え方でどうですか?
全国の理容師、美容師の皆さん…。