みなさま、こんにちは。
相模原市・橋本 お顔剃りエステ専門店
シェービングサロン『イエシム』です。
毎日のお肌ケアに欠かせないアイテムが『化粧水』
洗顔後の素肌に一番最初につける基礎化粧品ですね。
ところでこの化粧水、なぜつけるのか理解した上で使っていますか?
ただ単に「肌に水分を補うため」と思っていませんか?
確かに一番の目的はその通り。
でも、それだけではないのです。
化粧水を使う目的をきちんと理解すれば、正しい使用方法が身につき、その効果も変わります。
■ 普通の水では肌の水分は補えないの?
普通の水と化粧水との違いは、その『浸透力』にあります。
水は分子そのものが大きいため、なかなか肌には浸透していきません。
肌につけたところで、拭いてしまえばすぐに乾いてしまいますね。
その点、化粧水は低分子で浸透力が強い成分(例:グリセリン、ベタインなど)が配合されているので、肌の内部まで浸透していきます。
つまり、水よりも粒が細かいので肌の奥まで入り込みやすいというわけです。
■ 洗顔後は肌が一番乾いた状態
洗顔後の肌は洗顔前に比べ、肌自体は乾燥した状態になっています。
そして時間が経過するほど肌の水分はどんどん失われていきます。
それは、洗顔により肌表面の油分や保湿成分を落としてしまうため、肌内部の水分が乾燥してしまうため。
なので、洗顔後はすぐに肌への水分補給が必要になります。
洗顔時に水で濡らしても、先に記載したように、肌はただの水では吸収してくれないんですね。
■ 化粧水の種類はいろいろ
一言で化粧水と言っても、たくさんの種類があります。
一般的な、水分を補うことだけを目的としたものに加え、様々な用途・目的のものがあります。
基本的には『一般タイプ』の化粧水を使い、その上でさらなる目的に合わせたものを併用するのが良いと思います。
【一般化粧水】
文字どおり、一般的なタイプの化粧水。
本来の”肌への水分補給”を一番の目的としたもの。
基本的にこのタイプのものをベースとして使用します。
【美白化粧水】
美白効果を高めてくれる成分の入った化粧水。
シミ、ソバカスへのアプローチに特化したいます。
【プレ化粧水(導入液)】
化粧水をつける前に使用する化粧水。
後につける化粧水を、より浸透しやすいようにするもの。
よって、使用するタイミングは一般化粧水をつける前となります。
【収斂(しゅうれん)化粧水】
さっぱりとした使い心地。
毛穴を引き締める効果があり、小鼻の周りなど皮脂が多く出る部位に使うと有効です。
ただしアルコールが多く配合されているため、肌が弱い方の使用は注意が必要。
【拭き取り化粧水】
洗顔後に落としきれなかった汚れや皮脂などを拭き取り、その後に使用する化粧水を浸透しやすくする。
プレ化粧水と同様、一般化粧水の前に使用します。
【ニキビ用化粧水】
ニキビ肌専用の化粧水。
肌の油分を抑えるとともに、皮膚の炎症や殺菌効果のある成分が含まれています。
【アルカリ性化粧水】
ヒビやあかぎれに効果がある化粧水。
肌を柔らかくする効果があるので若返り作用が期待できますが、常用はオススメできません。
■ 化粧水はあくまで「その場だけ」
化粧水は肌の内部に水分を蓄えるわけではありません。
塗布した後、さらにその上から乳液やクリームなどで保護しなければ、すぐにまた乾燥してしまいます。
また、化粧水の目的は『肌に潤いを与えること』ですが、”化粧水をつける”目的は、
『肌を整えるため』
であるということを理解しなくてはなりません。
■ 化粧水のつけ方『パッティング』
よく、化粧水をつける時に手のひらで肌をパチパチと叩く人がいますが、それはNG。
それでは逆に、肌にとっては刺激となってしまいます。
手のひらで優しく押さえ、じっくりと浸透させるようにしましょう。
手で化粧水を毛穴に『押し込む』ようなイメージです。
手のひらから伝わる熱で毛穴が拡張し、化粧水の浸透もよくなります。